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天井裏に住み着く害獣とは?音・鳴き声の見分け方と予防策を解説

害獣が住み着くおそれのある天井のイメージ

 

「天井裏を何かが動き回る音がする」「天井から動物の鳴き声が聞こえる」場合、天井裏に害獣が住み着いてしまっているおそれがあります。害獣は放置すると騒音だけではなく、家屋の損傷や悪臭など様々な被害を引き起こすため、早急に対処しなければなりません。本記事では、天井裏に住み着きやすい害獣の駆除や予防方法を解説します。

この記事を読むための時間:3分

天井裏の足音・鳴き声の原因となる害獣

天井裏から足音や動物の鳴き声が聞こえる場合、以下の害獣が住み着いているおそれがあります。ここでは各害獣の出す音を紹介します。

 

  • ネズミ
  • ハクビシン
  • アライグマ
  • タヌキ
  • イタチ
  • コウモリ

ネズミ

家に住み着くネズミは「クマネズミ」「ドブネズミ」「ハツカネズミ」の3種類で、屋根裏に住み着きやすいのはクマネズミです。「キィキィ、キュッキュッ」などの甲高い鳴き声が聞こえたり、トタトタ、カサカサといった軽めの足音が聞こえたりする場合は、ネズミである可能性が高いです。またカリカリと木材をかじる音が聞こえることもあります。

ハクビシン

ハクビシンは警戒心が強く、人前に姿をなかなか姿を現しません。そのため、暗く人の目が行き届かない屋根裏は、格好の住処となってしまうのです。「カーッ、キッキッツ」といった鳴き声が聞こえた場合、ハクビシンが住み着いているおそれがあります。また、比較的大きな体をしているため、走り回るとドタドタと大きな音がします。

アライグマ

アライグマはあまり鳴くことがありませんが「クルルル、キュッキュッ」と小刻みな鳴き声が特徴です。また、夜行性で身体が大きいため、夜中にドスドスと大きくゆっくり動く足音が聞こえるのであれば、アライグマの可能性が高いといえます。

タヌキ

タヌキもアライグマと同じく、滅多に鳴きません。しかし、威嚇する際に「ウー、ウユーン」といった、細く高い鳴き声を出します。子犬に似た鳴き声がする場合はタヌキを疑いましょう。

イタチ

イタチは、普段は鳴き声を出しません。しかし、威嚇や求愛行動をとる際は「キーキー、クククク」などの鳴き声を発します。イタチは肉食性で糞尿は強烈な悪臭を放つため、天井裏から酷い臭いがする場合は、イタチが住み着いている可能性が考えられます。

コウモリ

コウモリが天井裏に住み着いた場合は「キィキィ」といった鳴き声の他に、バサバサと羽を動かす音が聞こえてきます。

天井裏の害獣の予防法

天井裏に害獣が住み着いてしまった場合は、早急に駆除しなければなりません。しかし、哺乳類の多くは鳥獣保護法によって、捕獲や駆除が禁止されています。そこで、ここからは天井裏に住み着いた害獣の追い出し方と予防方法を紹介します。

侵入経路を塞ぐ

天井裏への害獣の侵入を防ぐためには、侵入経路を徹底的に塞ぐ必要があります。特にネズミやイタチ、コウモリなど身体が小さい害獣は、数センチ程度のわずかな隙間からでも入り込んでしまうため注意しましょう。また、塞ぎ方が甘いとハクビシンやアライグマなど、手先が器用で力の強い害獣にこじ開けられてしまうおそれがあるため、できるだけ強固な素材を使うようにしましょう。

超音波発生器を使う

害獣が嫌う匂いや音を出す忌避剤や超音波装置は、予防だけでなくすでに住み着いてしまっている害獣を追い出す際にも効果的です。忌避剤を使う際は、住み着いている害獣の種類を特定して、その動物が苦手とする臭いのものを使うようにしましょう。

ライトを設置する

イタチやアライグマ、タヌキなど夜行性の害獣は強い光に弱い性質があります。センサーライトを設置して光を当てることで、追い出したり家に近づくのを防いだりする効果が期待できます。

天井裏に害獣が住み着く前に予防対策をとろう

狭く暗い天井裏は、多くの害獣にとって格好の住処となってしまいます。害獣が住み着くと騒音や悪臭、家屋の損傷など様々な被害が引き起こされるため、住み着く前に予防策をとることが重要です。害獣が住み着いてしまった場合、素人による駆除は法律違反にあたる可能性があり、危険も伴うため業者に依頼しましょう。

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