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害獣の侵入経路の見つけ方とは?予防策や対策の注意点を解説

害獣の侵入経路になりがちな床下の通気口

 

害獣が家に住み着いてしまうと、悪臭や健康被害、家屋の損傷など様々な被害を引き起こすおそれがあります。害獣を家に入れないためには、侵入経路を塞ぐことが重要です。本記事では、害獣の種類別に主な侵入経路と対策方法を紹介します。

この記事を読むための時間:3分

【害獣別】害獣の侵入経路と対策方法

家に侵入する主な害獣は以下の4種類です。それぞれの侵入経路と防ぎ方を解説します。

 

  • ネズミ
  • イタチ
  • ハクビシン
  • アライグマ

ネズミ

ネズミは身体が小さいため、1センチの隙間からでも家の中に入り込んでしまいます。ネズミの主な侵入経路は以下の通りです。

 

  • 屋根の隙間
  • 瓦の隙間
  • 換気扇
  • エアコン導入部
  • エアコン室外機
  • 壁の割れ目
  • 家の基礎の隙間
  • トイレ、台所など水周りの配管
  • 床下の通風口
  • 散水栓
  • 排水パイプ

 

ネズミの侵入を防ぐには、徹底的に侵入口を塞ぐ必要があります。トタンや金網を打ち付けたり、穴にはステンレスタワシを詰めたりして、小さな隙間も見逃さないようにしましょう。

イタチ

イタチは体長約15~40cm程度、体重2kg以下の比較的小さな動物です。身体が小さく軽いため身軽で、庭木に登って家の2階部分に飛び移ったり、通気口や換気扇など僅かな隙間から侵入したりするため、注意が必要です。イタチが家に入り込まないようにするためには、侵入経路を塞ぐことが重要です。特にイタチは雨どいや樹木を伝い、高所から侵入するケースが多いので注意しましょう。

ハクビシン

ハクビシンは手足が器用な動物です。壁を登ったり、わずかな隙間をこじ開けたりして、様々な場所から家に侵入してきます。特に、屋根の軒下や窓枠の隙間を利用して入り込むことが多いので注意が必要です。

 

ハクビシンは体長100cm近くになる比較的大型の害獣で力もあり、経年劣化している金網などは破ってしまうこともあります。そのため、侵入経路を塞いでも、定期的にメンテナンスをして劣化や破損がないかチェックしましょう。

アライグマ

アライグマは体長約60cm、体重約10kgと比較的大型の害獣です。ずんぐりとした体形であるため、小さな隙間から侵入することはできません。しかし、手先が器用で小さな穴を広げて侵入してくるケースがあるため注意が必要です。アライグマは力が強く、侵入口の前に障害物を置いただけでは動かしてしまうおそれがあるため、金網など頑丈な素材を工具を使ってしっかり固定することが大切です。

害獣の侵入対策の注意点

害獣の侵入対策を行う際は、以下の2点に注意しましょう。

 

  • 健康被害を受ける恐れがある
  • 完全に被害を防ぐのは難しい

健康被害を受けるおそれがある

害獣の侵入口の多くは、高所や床下など不衛生になりやすい場所にあります。そのため、素人が侵入対策を行おうとすると、高所から転落したり、ホコリや菌の影響で体調を崩したりと、健康被害を受けるおそれがあるので注意が必要です。

完全に被害を防ぐのは難しい

害獣の侵入経路の中には思わぬ場所もあり、全てを完璧に塞いで侵入を防ぐのは難しいといえます。また、素人の施工では害獣を防ぎ切れないケースも多くあるため、害獣の侵入経路を絶つには専門業者への依頼がおすすめです。

害獣被害を防ぐには侵入経路を絶つことが重要

害獣による被害を防ぐためには、害獣を家に入れないように、侵入経路を徹底的に絶つことが重要です。しかし、身体の小さな害獣は数センチの隙間からでも入り込んできてしまうため、家中の隙間を塞ぐのは難しいでしょう。また、大きい害獣は力が強く予防柵を破壊してしまうケースもあります。侵入経路は高所や床下など不衛生な場所にも多くあり、施工の際に健康被害が発生するおそれもあるため注意が必要です。

 

侵入経路の対策が難しい、害獣がどこから入り込んでいるか分からないという場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。

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