外壁塗装は、定期的に行うことが大切です。塗り替えを行わなければ、建物や生活にさまざまな悪影響を及ぼすでしょう。この記事では、外壁塗装しないとどうなるのかについて解説します。リスクや塗装すべき状態も合わせて解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

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外壁塗装をしないとどうなるのか

外壁塗装をしないリスクは、以下の6つです。

• 雨漏りのリスクが高まる
• 害虫が侵入しやすくなる
• 建物の寿命が低下する
• 隙間風が侵入する
• 見栄えが悪くなる
• 資産価値が低下する

雨漏りのリスクが高まる

外壁塗装を行わないと、外壁の防水機能が低下して雨水が内部に浸入しやすくなります。特に木造建築の場合、雨漏りが原因で木材が腐食し、建物の強度が著しく低下する危険性があるため注意が必要です。

害虫が侵入しやすくなる

外壁の塗装が劣化すると、ひび割れや隙間が生じやすくなります。隙間ができてしまうと、そこから害虫が侵入しやすくなり、室内環境の悪化につながります。特にシロアリが侵入すると、建物の構造にまで影響を及ぼす可能性があるため注意しましょう。

建物の寿命が低下する

外壁塗装は、建物を保護するための重要な役割を果たしています。塗装が劣化すると防水性や耐久性が失われ、建物全体の寿命が低下します。建物の内部構造にまでダメージが広がると、大規模な修繕が必要になる場合もあるため注意が必要です。

隙間風が侵入する

塗装が劣化して外壁にひび割れや隙間ができると、隙間風が侵入しやすくなります。隙間風の侵入により室内の温度調節が難しくなると、暖房や冷房の効率も悪化します。その結果、光熱費の増加にもつながるでしょう。

見栄えが悪くなる

外壁塗装が劣化すると、建物の外観が古びて見えるため、見栄えが悪くなります。外壁の汚れや色褪せ、剥がれが目立つと建物全体が老朽化して見えるため、外部からの印象も悪くなるでしょう。

資産価値が低下する

外壁塗装を怠ると、建物の劣化が進み資産価値が低下します。将来的に建物を売却したり、賃貸に出したりする際に外壁が劣化していると、評価額が下がるおそれもあるので注意しましょう。

外壁塗装を行うべき状態

外壁塗装を行うべき状態は、以下の6つです。

• カビやコケが発生している
• 錆が発生している
• ひび割れが生じている
• チョーキング現象が起こっている
• 塗膜が剥がれている
• コーキング剤が剥がれている

カビやコケが発生している

外壁にカビやコケが発生している場合、塗装の防水機能が低下している可能性があります。カビやコケは外壁の美観を損ねるだけでなく、外壁の劣化も促進するため注意が必要です。そのためカビやコケが目立つようになったら、外壁塗装を検討しましょう。 

錆が発生している

金属部分に錆が発生している場合、構造的な強度を弱める原因になります。錆が広がって外壁に穴が開くと、雨漏りの発生や害虫の侵入にもつながるため、早めの対処が必要です。

ひび割れが生じている

外壁にひび割れが生じていると、雨水が浸入しやすくなります。小さなひび割れでも、放置すると内部に水分が染み込み、建物全体にダメージを与える可能性があるため注意が必要です。ひび割れを見つけたら早めに補修し、外壁塗装を行うことでさらなる劣化を防ぎましょう。

チョーキング現象が起こっている

チョーキング現象とは、外壁を触ると白い粉が手に付く現象です。塗装が劣化しているサインであり、外壁の保護機能が低下しているため、放置すると外壁材に直接ダメージが入ります。そのため、チョーキング現象が起こっていたら早急に塗装を見直すべきです。

塗膜が剥がれている

外壁の塗膜が剥がれていると、塗装の保護機能がほとんど失われているため、外壁材がむき出しの状態になります。この状態では外壁が直接天候の影響を受けるため、劣化が進行しやすいです。剥がれた塗膜を見つけたら、すぐに再塗装を検討しましょう。

コーキング剤が剥がれている

コーキング剤は、外壁の接合部や隙間を埋めて防水する重要な役割を果たします。剥がれたりひび割れたりしている場合、そこから雨水が浸入し、建物内部にダメージを与えるリスクが高まるため注意が必要です。そのためコーキング剤の劣化を発見したら、補修と同時に外壁塗装も検討しましょう。

外壁塗装をして快適な生活を送ろう！

建物を守るためにも、外壁塗装は重要です。状況に合わせて適切な時期に外壁塗装を行うことで、快適な生活を送りましょう。