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家の基礎に雨染みが発生する原因は?放置するリスクや対処方法を解説

雨被害を受ける住宅

 

基礎に雨染みが見つかった場合は、早めに対処しなければ住宅劣化の原因になるかもしれません。そこで本記事では、雨染みができる原因や対処法について徹底解説します。雨染みが引き起こすデメリットも併せてお伝えするので、心当たりのある方はぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

基礎コンクリートの雨染みとは

基礎コンクリートに生じた雨染みは、内部まで水分が浸透しているサインです。少し見ただけでは表面だけが濡れているように感じますが、内側まで水分を含んでおり、ひどいケースでは内部の鉄筋から出たサビ汁が、溢れていることもあるため注意が必要です。

 

また、ひび部分から雨染みが発生することがほとんどですが、基礎コンクリート自体に防水性は認められないため、基礎のどの箇所においても発生する可能性があります。

雨染みが発生する原因

ここからは、雨染みが発生する主な原因を見ていきましょう。

雨の跳ね返り

周辺に物を置いていた場合、雨が跳ね返ることによって、基礎部分に雨水が当たることがあります。少しであれば問題ありませんが、その状態が長期間続くと、水分が蓄積し染みが濃くなっていくでしょう。

雨水を吸い上げた

排水性の良くない構造である場合や、水捌けの悪い場所は、水が溜まりやすい傾向にあります。溜まった雨水を基礎コンクリートが吸い上げることで、雨染みが生じます。土壌の浸水性が良くない場合や、住宅の土地が低い場所にある場合は、水分が滞留しやすいため注意が必要です。

給排水の漏水 

古い家屋では、給水管や排水管の経年劣化による水漏れが少なくありません。漏水して溜まった水分を基礎コンクリートが吸い上げることで、雨染みを起こしている可能性があります。使用方法を変えていないのに、水道代が以前と比べて高くなっていたり、異臭がしたりする場合には、床下の点検や漏水チェックを行いましょう。

水やりの水がかかった

植物を基礎の付近で育てている場合、水やりの水がコンクリートにも当たっている可能性があります。植物の付近だけ染みが濃い場合や、横向きのひび割れが入っている場合は、水やりが原因であることが疑われます。

雨樋が詰まっている

雨樋に泥や落ち葉などが詰まったり、割れたりすることで水が溢れ、基礎コンクリートを濡らしていることがあります。原因を探す場合には、下の方だけでなく雨樋やその周辺もチェックしてみましょう。

雨染みが引き起こすデメリット

雨染みが常にあるということは、基礎のコンクリート部分が水分を吸い上げている状態が当たり前になっているということです。常に水分を含んでいると、水分によって錆びた内部の鉄筋が、外のコンクリートを押し出して崩壊させてしまいます。またコンクリートの強度が下がることで、地盤沈下を引き起こす原因になることもあるため、放置していると大変危険です。

 

被害が拡大して鉄筋が錆びると、基礎を全て打ち替えないといけなくなる可能性があります。そうなると費用も時間も大幅にかかるため、できるだけ早めに対処しましょう。

雨染みができたときに取るべき行動

雨染みができた場合、雨水の侵入を防ぐために基礎を塗装したり、ひび割れを改善したりしなければなりません。また、雨染みの原因を正確に特定して対処する必要もあるでしょう。コンクリートに雨染みの跡を発見した場合は、被害が拡大する前に専門業者に相談することが大切です。

雨染みは原因を正しく見極めることが大切

雨染みはひびなどに比べて、大したことがないと考える方も少なくありません。しかし、そのまま放置していると、予想以上に被害が拡大するケースもあるため注意しましょう。基礎の異変が気になった場合は、できるだけ早く専門の業者に相談してみてください。

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