浴室の害虫対策4選!発生しやすい害虫の種類や原因も解説
一日の疲れを癒してくれるお風呂。しかし、浴室に害虫が発生すると癒しどころか不快な気分になってしまいますよね。今回は浴室に発生しやすい害虫の種類や対策方法をご紹介します。
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浴室に発生しやすい害虫の種類
浴室に発生しやすい害虫は以下の3種です。それぞれどのような虫なのか見てみましょう。
白アリ
湿気を好み、柔らかい木材を好物とする白アリは、浴室の床下や柱に住み着きやすい虫です。もしも浴室に白アリがいるのを発見した場合、床下はすでに侵食されてしまっている可能性があるので、注意が必要です。
チョウバエ
チョウバエは1~5mm程度の小さな虫で、逆ハート形の羽が特徴です。石けんカスや人の皮脂、油を餌とするので、台所や浴室の排水管が発生しやすい場所です。5月から10月にかけて繁殖のピークを迎え、1回で200~300個の卵を産みます。卵は2日程度で孵化した後、10~15日程度の幼虫期間を経て成虫になり、14日程度生きます。生存期間は短めですが、その間に汚い場所があれば大量の卵を産み付け続け、どんどん増えるので厄介な存在です。
チャタテムシ
チャタテムシというと聞き覚えのない名前ですが、別名であるシラミと聞けば、ピンとくる人も多いでしょう。チャタテムシはカビを餌として繁殖するため、畳のある部屋や浴室に発生しやすい虫です。チャタテムシの死骸を吸ってしまうと喘息を引き起こす危険があるので、見つけたら早急に駆除する必要があります。
浴室に害虫を発生させないための対策
浴室の害虫を防ぐ対策方法は以下の5つです。
こまめに掃除をする
害虫を発生させないためには、こまめに掃除をして餌や産卵場所を無くすことが大切です。見える部分はもちろん、排水管はヘドロを溜めないように、定期的に60~70度のお湯を流して掃除をしましょう。また、エタノールスプレーなどで除菌をすることも、虫の餌となるカビや雑菌を抑えられるので、効果的な対策です。
湿気を溜めないようにする
浴室は湿気が溜まりやすい場所ですが、湿気が多い場所は虫が繁殖しやすい環境です。お風呂から上がったらお湯を抜き、窓やドアを開けたり換気扇を回したりして空気の通りを良くして、湿気を溜めないようにしましょう。
小窓・排気管に網を設置する
虫は自然に発生するのではなく、外部から侵入した虫が室内で繁殖することで発生します。虫の侵入を防ぐには、小窓や排気管に網やフィルターを付けると良いでしょう。
殺虫剤を使用する
しっかりと掃除をしてるつもりでも、掃除ができない・行き届かない場所があると、虫が発生することがあります。一度発生した虫は、掃除などでは完全に駆除するのは難しいため、殺虫剤でしっかり駆除することをおすすめします。虫の発生源と思われる排水口付近などに殺虫剤を撒くことで、成虫だけではなく幼虫や卵も駆除することができるでしょう。
浴室に害虫が発生しないように対策を行おう
浴室は湿気が溜まりやすく、害虫の餌となる石けんカスや皮脂、カビがあるため、害虫が発生しやすい場所です。普段からの対策が害虫の発生を防ぐので、例え害虫が発生していなくても、こまめに対策を取るようにしましょう。
浴室下の白アリなど駆除が難しい場合はプロに依頼を
害虫は見つけ次第駆除するべきですが、浴室の床下に住み着きやすい白アリは、一般人では駆除どころか被害状況の把握も難しいと言えます。もしも浴室で白アリを見つけたら、自身で判断せずにすぐに業者に確認と駆除の依頼をしましょう。
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